60歳現役エンジニア

会社で僕と同じ職種の人のなかに、60才近い人がいる。その人は協力会社の人なんだけど、この歳になっても設計の仕事を続けられるんだ・・・と、とても勇気づけられる。

僕はできたら、管理の方には行かず、生涯一技術者としてやっていけたらいいなと思っている。管理職になって人を管理したり、プロジェクトマネージャになってプロジェクトを管理するなんて、自分には絶対に向いていないのがわかっているので・・・。給料が上がらなくてもいいので、今の仕事を続けたい。

今の会社の仕事はとても細分化されているのだけど、そのなかでも僕は、特定の製品をとことん深掘りしたいと思っている。「この製品に関してはexneetが一番詳しい」、そう言ってもらえるようになったら、自分の居場所も築けるのではないかと思うのです。

ただ、その製品が製造中止になったり、会社自体がコケたら僕のキャリアも完全に終わってしまうので、超リスキーですが・・・。自分の性格からして、オタク的に狭く深くが一番向いていると思う。プラス英語を勉強して、多少のツブシをきかせたいなと。

ニート・フリーターの人へ

よく、ニートやフリーターの人から相談のメールを貰います。悩みは共通なので、他の人にも参考になると思い、僕からの返信をブログに載せておきます。

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こんばんは。
exneetです。

僕も人と接するのはとても億劫です。昼休みも同僚と食べに行かずに、ひとりで持参したお弁当を食べています。仕事で上司と外出するときも、何を話せばいいのだろう・・・と考えるだけで憂鬱になります。

△△さんと違うのは、一人でいても特に寂しくないところです。なので、そのことについてはあまり悩んだことはありません。

寂しいと感じる気持ちは、とても正常だと思います。寂しさを克服する必要はなく、億劫だと感じない程度に人と付き合えばいいのではないでしょうか。

働いていく上で、人と接することは避けられません。でも、僕みたいに人と接するのが苦手でも、なんとか働いていけるもんですよ。ここは割り切るしかありません。

仕事に行くのが億劫な理由を、じっくり考えてみたらいいと思います。覚えていなことを怒られるのが億劫なら、対処は簡単で、頑張って覚えればいいだけです。それで気持ちよく仕事に行けるなら、覚えるための労力なんて安いものですよ。

自分にあった仕事はあるんでしょうかね・・・。僕も、今の仕事が自分にあっているのか、よくわかりません。自分が何が得意で何が苦手なのか、何が好きで何が嫌いなのか、考えてみるといいと思います

僕は人と接するのが苦手だから営業は向いていない。でもコンピューターは好きだし、マニュアル等の文章を読むのもそれほど苦にならないので、IT関係の仕事に就きました。この判断はそれほど間違っていたとは思いません。他にもっと自分にあった仕事があるのかもしれませんが、それは単なる青い鳥探しかもしれませんしね。

これだけは取得しておいた方が良い資格なんて、ないです。何の仕事をしたいかによって違ってくるでしょうし。ITインフラ系ならCCNA、LPIC、MCPは取得しておいてもいいと思います。あと、英語は勉強しておいて損にはならないです。

心が傷つかないで済む職種もありません。結局、傷つくか傷つかないかは受け手の問題なので。敏感な人はちょっとしたことに傷つくし、鈍感な人は傷つかない。

僕も働き始めたときは、ちょっとしたことで傷ついていたけど、今ではだいぶ鈍感になってきました。そのうち慣れてくるのだと思います。それに、ガサツで鈍感な人よりも、少し傷つきやすい繊細な人の方が、僕はいいと思っています。

夢とか意欲って、何かを始めないと、いつまでたっても湧いてこないものだと思います。世の中には、すごくドキドキすることやワクワクすることがたくさんあるはずで、僕たちはそれを知らないだけなんだと思う。少なくとも僕の場合は、ニートをしていた頃よりも、働いている今の方が意欲はありますよ。

何か自分の興味があること、自分に向いていそうな仕事を始めてみる。もしくは、その仕事に就けるように勉強する。現状を変えたいのなら、勉強や努力は絶対に必要です。
何もせずに向こうから意欲や幸運がやってくるなんてことはありません。頑張って、小さな成功体験を積み重ねる。そうすると、自分の自信にもなるし、人生も徐々に楽しくなっていくと思います。

ではでは
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偉そうなことを書いてますが、僕も常に空しさや悩みを抱えてます・・・orz
でも、自分で自分の人生を終わらせる度胸もない以上、なんとか生きていくしかない。どうせ生きていくのなら、少しでも充実させたいなとは思ってます。

これからも、「なんとか生きている日常」をブログに書いていくので、一緒にがんばりましょう。