今の会社には協力会社の人(パートナー)が大勢働いている。僕と同じ職種の人だけを見ても、半数以上は協力会社の人だ。
そして、プロパー(正社員)の人でも、「元は協力会社の社員として働いていた」という人が結構いることを知って驚いた。普通は、協力会社の人を引き抜いて正社員にするなんてご法度ですよね・・・。
引き抜く側の会社としては、「本当の即戦力」が手に入るわけだからウハウハです。でも、引き抜かれる側の会社としては「おたくに引き抜かせるためにうちの社員を常駐させてるわけじゃない!」となる。そんなことを続けていたら、どの会社も人を常駐させてくれなくなるはず。なので、今はそういう露骨な引き抜きはしてないそうです。
僕も前職では、協力会社の社員として国内企業の子会社に常駐していました。僕より前に常駐していた人が常駐先に転職しようとしたらしいけど、結局、会社間で揉めに揉めて、引き抜きは実現しなかったそうです。
働いている側からすると、常駐先の大手企業に引き抜かれるのは大歓迎!仕事はプロパーと全く同じことをしているのに、給与も待遇も違いますもんね。なので、一旦会社を辞めて、別の会社を経由した後に常駐先に転職するという、「ワンクッション戦法」を取る人も結構いるみたいです。
もう一つは、僕みたいに常駐先の競合企業に転職するパターン。これも多いらしい。
二重三重請負が当たり前のIT業界では客先常駐がとても多いけど、こういったプラス面もあることはあるなと思った。