父親

昨日、17時ごろに父親から電話とメールがあった。

「東京まで出張で来ている。今××(僕の最寄り駅)にいるけど、仕事は何時に終わる?」という内容。

しかし、僕がそのメールと着信履歴に気づいたのは仕事が終わった23時過ぎだった。携帯を鞄に入れっぱなしにしていて、全く見ていなかったので・・・。

慌てて電話したけど、留守電になっていたので、お詫びのメールをしておいた。

父親と母親が離婚し、年金分割の裁判(調停?)で両親が揉めてからというもの、僕と父親はほとんど絶縁状態になっていた。これまでにも何度か東京出張に来るので会いたいというメールが来ていたけど、ことごとく断っていた。

なので、今回は事前に僕に連絡せず、当日になって連絡してきたのだと思う。無視するつもりはなかったんだけど、長時間待たせてしまったのなら申し訳ないことをしたなと思う。

帰ってきて郵便受けをのぞいたら、初盆の供え物のお返しとして線香セットが入っていた。「仕事が忙しいと聞いているので、これでリラックスしてください」というメモと一緒に。

アロマセットではなく線香セットというところに年齢を感じるが、ありがたく使わせていただこう。

父親が今の天下り先を退職して東京出張に来ることもなくなったら、今後会うことはないだろうなと思う。再婚した父親の家に、自分からわざわざ会いに行くことはないだろうし。