社会の歪み

今日は19時前に会社をでることができた。

一つのプロジェクトの中でも忙しさの波があることがわかってきたので、帰れるときには早く帰って休むようにしたい。

帰宅してから録画しておいたNHK「爆笑問題のニッポンの教養」を観た。テーマはニートについてだった。

「ニートになったのは若者自身のせいではないのだから、手を差し伸べるべき」と主張する東大の準教授と、「別にニートでもいいじゃん」という太田さん。最後はお金と精神的幸福のどっちが大切か、みたいな話になっていた。

ニートで食べていけて、精神的幸福が得られりゃ、そりゃ最高だよなーと思う。でも、大多数のニートの場合、今は食べていけていても、将来的には生活できない可能性大で、そうすると将来の不安で精神的幸福なんて得られないはず。実際、僕もニートの最期の方はかなり不安だったし。

かといって、長時間労働で心と体を壊しても意味ないし・・・。ちゃんと労働基準法を守る会社ばかりだったらいいんだけど、現実はそうじゃない。

東大の先生みたいに、社会の歪みをなくすために声をあげる人も必要だと思うけど、社会の状況が変わるかどうかなんてわからないし、変わるとしても、それまで待ってなんていられない!というのが僕の正直な気持ちです。

それよりも、自分の市場価値を高めて、就職できるように努力したり、より労働環境のよい職場を選べるように努力する方が手っ取り早いような気がする。英語がペラペラになったら、日本に労働の場所を限定する必要もないかも・・・なんて夢みることもできるしね。

今の会社は確かに長時間労働でキツイけど、これは自分で選んだ道なのでしょうがない。前の会社は毎日定時帰りで楽だったけど、偽装請負会社(実態は単なる派遣会社)だったので将来が全く見えなかった。多少きつくても、ある程度知名度のある会社で専門的な技術を磨いた方が、30代後半になったときに自分の選択肢が広がっているんじゃないか・・・と、そう思った。

結果が吉とでるか凶とでるかはわかんないけど(専門的すぎて潰しがきかなくなっている可能性大)、自分で選んだことなので納得がいく。あとは、心と体を壊さない程度に、仕事と自分をコントロールしていけるかだと思う。

職場でのいじめ

NHKクローズアップ現代で職場いじめを特集していたので見た。

感想は、「いい大人がなにやってんだか・・・」です。こういう大人が子供に「いじめはダメ」とか言っているのかと思うと、反吐がでる。

僕は幸い、今までに職場でいじめにあったことはない。契約社員のときも偽装請負で客先で働いていたときも。

正直、6年間も引きこもっていた人間だし、学生時代から友達も皆無なので、自分の性格や人間性に欠陥があるのは自覚している。実際、過去の職場でも陰ではかなり笑い者にされていたけど、表立っていじめられていたわけではないので気にならなかった。それに、僕のことを気に入ってくれる人が一人ぐらいはいたので、それが心の支えになったというのもあるかもしれない。

僕が今の職場で気をつけている点は、できるだけ情報をGiveすること。仕事をする上で何かいい資料を見つけたり、自分でちょっとした便利なEXCELシートを作ったときは、同期入社の人たちにメールで教えている(メールでっていう点で、既にコミュニケーション能力がヤバイですが・・・)。

これをやっていると、自分が何かを教えてもらうときにも、人は快く教えてくれる。そうすると、仕事をする上でのコミュニケーションは円滑になる。

リーダーを見ていると、「この人が仕事がめちゃめちゃできるのは、職種の垣根を越えてGiveできるからなんだな」と思う。CEさんだったりプリセールスSEだったり、いろんな人がリーダーを頼ってくるし、だからこそ、リーダーも困ったときには彼らから援助してもらえる。

いじめって、こういう力の相互作用が働かない、ものすごく低次元での話だなと、そんな風に感じた。飲みにケーションとかの職場外でのコミュニケーションが全くできない僕は、Giveできる力をつけて、いじめに遭わないように自分を護りたいなと思う。

英語がペラペラな人

職場には、英語がペラペラな人が結構いる。帰国子女の人もいて、発音を聞いても全くネイティブと区別がつかなかったりする。

今日、僕の隣の席に座った人も英語がペラペラで、以前アメリカで働いていたこともあるそうだ。今日も、何度も電話で外国人とやり取りをしたり、オフィスのアメリカ人やインド人と英語で喋っていた。

その人は発音がネイティブ並だったりはしないのだけど、だからこそ、すごいなぁと思う。大人になってから努力で英語を身につけたことが、ありありとわかるので。

これまでにかなりの時間と労力を英語に注ぎ込んできたけど、ほんのちょっとしか喋れない自分。英語を自在に使いこなせる人に対する憧れの気持ちが、どんどん強くなってます。

今日も23時半まで仕事でした。リーダーに声をかけられて、こんな時間になっていたことを知った。仕事が多いので、時間が経つのが早い。

アメリカのIT技術者の年収

ネットサーフィンをしていて、アメリカのIT技術者の所有資格ごとの年収を調査した記事を見つけた。

それによると、私が先日取得した資格の保有者の年収は、7万2千ドル~9万3千ドルだった。俺はそんな貰ってないし・・・orz

そもそも、向こうではIT技術者の平均年収が7万ドル以上らしい。日本のIT技術者の平均年収が570万円ぐらいだったと思うから、アメリカの方がだいぶ高いですね。まぁ、いろいろシステムが違うだろうから、単純に年収だけで比較はできないのかもしれないけど。

日本のIT技術者の平均年収もかなり高い方だと思うけど、俺の場合は残業代がでないのに長時間働いてるから、時間給にしたらかなり低いと思うのです。今日も帰宅は深夜だし・・・。