買った本は105円で売っていた以下の2冊。
「反転」は、東京地検特捜部検事から山口組の顧問弁護士となった人のノンフィクション。どういう経緯で変節したのかに興味があって、一度読んでみたいなと思っていた本です。
「震度0」は横山秀夫の警察小説。横山秀夫の小説は、一時期かなり集中的に読んだのだけど、この作品は読んでなかったので。
あと、テレビで見て気になったので、以下の本をパラパラ立ち読みした。
有名私立大学を卒業し、大手企業の管理職でありながら、毎日定時退社後に渋谷の街で売春をしていて殺された被害者女性。
経済アナリストとして論文で入選するほどの知性を持ちながら、渋谷の街では奇行に走る。年収1千万近くを稼ぎながら、ビール瓶を拾い集めて5円、10円に換金する。極端な潔癖症でありながら、薄汚れた客でも相手にする。その極端なギャップが、僕を混乱させる。
被害者について知れば知るほど、被害者が抱えていたかもしれない孤独感や空虚さをこっちで勝手に想像してしまい、胸が苦しくなる。たぶん、自分の中にもあるものだから、気になるんだろうなと思う。