高卒に大学院の入学資格は認められるか?(続き)

前回、「受験資格を与えてもらえそうです」と書いた大学院から、「主任教授と相談の結果、「出願の資格あり」と認定させていただきます」との連絡が来た。やったね。

大学院に行くことは今はまだ考えていないけど、今後の選択肢が一つ増えました。

大卒以外での大学院入試については、All Aboutにいろいろと記事があった。高卒の桑田投手や秋吉久美子さんが合格した早稲田大学院の個別資格審査について、以下の記述があった。

「この個別入学資格審査の背景には、社会で広く認められた業績を残している人や、社会的影響力のある人が入学しやすくなるように、という意図が込められており、したがって通常の学生だと、かなりハードルが高いと思ってください。」

つまり、広告塔になる有名人以外は来るなってことだな・・・。

高卒に大学院の入学資格は認められるか?

将来について考えるうえで、進学という選択肢について調べてみた。

正直、この年齢で今から4年間も大学に通うのはキツイし、キャリアに4年も空白ができると再就職できないのではないかと不安になる。

そこで、高卒でもいきなり大学院に入れないもんかと調べてみた。文部科学省のWebサイトには、大学院の入学資格として以下の記載がある。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111316.htm


これが基本ですよね。ただし、以下の記載もある。

 大学院において個別の入学資格審査により認めた者(施行規則第155条第1項第8号)

この規則からすると、高卒でも個別の入学資格審査により認められれば大学院の入学資格を得ることができることになる。

いくつかの大学院に社会人入試について問い合わせてみたところ、以下のパターンに別れました。

1. 高卒には一切出願資格は認めない(名古屋商科大学院など)
2. 入試とは別に、事前の資格審査を課す(法政大学院など)
3. 出願後の書類審査で個別審査を兼ねる(ブレイクスルー大学院など)

2が多数みたいです。実際に高卒が事前の資格審査に受かるのかどうかですが、僕の場合は問い合わせたうちの1つの大学院から「大学を卒業した者と同等以上の学力があると思われる」として受験資格を与えてもらえそうです。

資格審査の内容は大学院によって異なるし、認められるかどうかも個々人の学力、経歴、保有資格等によって異なるのだと思います。社会人入試の場合は「3年以上の職務経験」などが求められたりもする。

出願資格はあくまで出願資格で、入試に合格するかどうかとは別問題だけど、高卒にもチャンスがあるとわかっただけでもよかったです。選択肢は多いに越したことはないので。

あと、TOEFLで一定以上の得点があると筆記試験が免除される大学院も多いので、TOEFLも受けてみようかなと思った。TOEICって、大学院入試では評価対象にならないところが多いようです。

今読んでいる洋書

ブリジット・ジョーンズの日記は口語表現が難しいのと、体重が減っただの増えただの、男がどーのこーのと内容的にも全く興味が湧かないので途中で投げました。

今は、ブックオフで100円で買った以下のサスペンス小説を読んでます。



Down River
John Hart
St. Martin's Griffin (2011-03-29)
売り上げランキング: 107,430


まだ3分の1ぐらいしか読んでないけど、話が暗い。これから面白くなるものと期待してます。同じ小説でも、ブリジット・ジョーンズの日記に比べたら断然読みやすい。話に筋があるかないかで全然違うな。筋さえ追えれば、細かい部分がわからなくても気にならないし。

あと、並行して以下のビジネス書も読んでます。







この本は中古で500円とちょっと高かったんだけど、内容が面白そうだったので買いました。経済的に台頭する中国とインドについて書かれた本。「The World Is Flat」と似たような内容なんだけど、中国とインドについて掘り下げて書かれていて興味深い。あと、著者のジャーナリストがめっちゃ美人です。

苦でない作業

昨日、帰宅してからテレビをつけたら、漫画家の江川達也が「作業を苦に感じない仕事を選んだ方がいい」と言っていた。至言だなと思う。

もっと創造的な仕事がしたいなぁ・・・と思いながら、いつも作業をしている。でも、どんな仕事でも大部分は「作業」が占めるはず。同じ作業をするなら、苦に感じない作業をする方がいいもんね。

僕の今の仕事の大部分は、VisioやExcelでひたすらシコシコと資料を作る作業だ。最近はそれに、他人が作った資料をチェックするという作業も加わった。

これらの作業が苦痛かと訊かれたら、なかなか答えるのが難しい。確実に、楽しくはない。でも、自分には一人で黙々と資料を作るような仕事が向いているのは確かだ。PMのような調整事の仕事は僕には苦痛でしかない。

思い出してみると、本屋でバイトしていたときの仕事の方が自分には向いていたような気がする。品出しも返品処理も棚の陳列もレジ打ちも、全然苦じゃなかった。

しかし、時給700円の本屋のバイトと、今の給料の今の仕事を比較したら、やっぱり今の仕事を選んでしまう。作業の適性だけでなく、お金とか将来性とかいろいろな要素が絡むから、仕事選びは難しいんでしょうね。

Winning

ようやく読み終わりました。


Winning
Jack Welch Suzy Welch
HarperBusiness (2005-04-01)
売り上げランキング: 83,919


この本の翻訳版はAmazonでも絶賛されていて、とても中身の濃いいい本でした。経営者向けの話だけではなく、昇進や転職、ワークライフバランスについてなど、普通の会社員にとってもためになる話がたくさんあった。

ウォーレン・バフェットの"No other management book will ever be needed"なんてコメントが帯に書いてあると、読みたくなります。

今日から"Bridget Jones's Diary"を読み始めたんだけど、口語表現が難しくて挫折しそうです。最近はマメに辞書を引きながら読もうと思っていたんだけど、これだと全く先に進めん・・・。



Bridget Jones's Diary
Helen Fielding
Picador
売り上げランキング: 13,337