Chindia

かなりボリュームがあったけど、なんとか読み終わりました。





中国とインドに関する本を2冊続けて読んだので、だいぶ状況を把握することができた。ただ、この2年で状況はまた大きく変わっているので、今現在の中国・インドの状況をもっと詳しく知りたいと思うようになった。

インドで積極的に採用を行っている企業として、僕が在籍している外資系企業の名前もあがっていた。そのせいか、この本に書かれている内容をより現実的なものとして感じました。

今後、ホワイトカラーの技術職としてどうやって生き残っていけばよいのか。幸い、英語圏ではない国で働いているからまだ急激な変化には見舞われていないけど、労働コストが安い国に需要が流れるのは止められないのだろう。

単純な技術知識だけに頼っていると中国やインドの技術者に置き換えられてしまう。言葉や文化の違いを最大限利用して、もっと顧客とのコミュニケーションに重点を置いた仕事をしていかなければならないのかも。あとは英語力を鍛えて、中国やインドの技術者との橋渡しもできるようになれば、少しは生き残っていく道もあるのではないかと思っています。

次は以下の洋書を読む予定。





アメリカの投資銀行に関するノンフィクション。700ページ以上もあるので、途中で挫折する可能性大です。