邦題はフリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか。
アメリカでフリーエージェントとして働く人たちの実態について書かれた本。アメリカでは、働く人の4人に1人はフリーエージェントとして働いているそうです。
フリーエージェントの実際のライフスタイルや価値観などが興味深かった。税制や保険、資金の借り入れなど、実際的な話題も取り扱われています。
一番参考になったのは、巻末の"The Official Free Agent Nation Resource Guide"でした。フリーエージェントとして生き抜くための101のTipsなど、フリーエージェントじゃない僕にも使えそうなTipsがたくさんあった。
フリーエージェントという働き方は、自分で全ての責任を負って働くという点で、とても成熟した働き方だなと思う。ダメ社員の僕は思いっきり会社に寄生して、優秀な人に養ってもらっていうような状況ですから・・・。
会社の社員として働いている今でも、「この案件をフリーエージェントとしてやっているんだ!」という気概を持って取り組むことで、自分にもお客さんにもプラスになるんじゃないかなと思う。
現在までの通過語数は約223万8千語。これで37冊目。