今日は、うちの会社の東京本社勤務の人と4人で、歌舞伎町に飲みに行った。
みんな、今の会社がどうしたらよくなるかということについて熱く語っていて、こういうのもいいなぁと思いました。たぶん、今度の会社ではこういう議論はないだろうなと思う。
話の中で、仕事の志向性について話題に上がった。ある人は、「お客さんにとってベストな提案をしたいから、特定の製品に捉われたくはない」と言っていた。その気持ちはすごくわかるし、独立系SIerの魅力はそういうところにあるんだろうなと思う。
でも、僕はメーカーの偽装請負技術者として働いてきて、「どうせなら自社の製品に誇り(愛着)を持って働きたい」という思いがどんどん強くなっていった。偽装請負として働いていると、人を派遣しているだけの自社に対する誇りなんて持ち得ないし、常駐先の製品に対する誇りというのも持ちにくい。それが、とても寂しいというか悔しいというか・・・。
志向性って、その人の属性として、生まれながらに存在するわけじゃなく、何かをやっていくなかで徐々に方向が定まっていくのだろうなと、そんなことを思いました。