瞬間英作文に挫折

英会話力向上のために始めた瞬間英作文。

今は、高校入試用の長文問題集の2冊目を使っているのだけど、あんまり効果がないような気がしてきた。相変わらず週1回の英会話教室ではさっぱり喋れないし・・・。



日本語を英作文するというアプローチ自体がそもそも違うのではないかと思い始めてます。というのも、会社にいる留学経験のありの英語ぺらぺらな同僚に訊いたら、「英語を話すときにそんなことしてない」って言うんだもの・・・。

その人から、英語を話すときの頭ん中の動きを聴いていると、瞬間英作文よりも、「ビッグファットキャットの世界一簡単な英語の本」に書かれていた頭の動きに近い。もちろん瞬時なので、ほぼ無意識に近いそうですが。



ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
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それは、膨大な英文のストックの中から最適なものを瞬時に選び出して、適宜修正して適用するという方法。日本語が介在する余地はないそうです。

なので、瞬間英作文よりも英文のインプットに励むことに決めた。相変わらず、BBC Newsをメインに読んでます。

仕事で英文マニュアルを読むことは多いのだけど、英会話をする機会なんてまったくない。にもかかわらず、最近はリスニング力が向上してきたように思う。これはたぶん、リーディングがリスニングによい影響を与えているのでしょう。大量に英文を読み続けていけば、そのうちスピーキングにもよい影響がでるかもしれない。

ちなみに、同僚に留学はどうだったかを訊いたら、「ほんとにつらかった」という言葉が返ってきた。授業では予習として大量の本を読まされるし、授業のディスカッションで発言できなければ落第なんだそうです。

「留学すれば英語が話せるようになるんだろうなぁ」と単純に思っていた僕は大間違いでした。やっぱり、英語は努力しないと身につかないもんなんですね。