難易度:★★+
満足度:★★★
ページ:253ぺージ
総語数:約5万3千語
ブラピ出演の映画、「セブン」の脚本をアンソニー・ブルーノが小説化した本。映画であらすじを知っていたのと、ルビーブックスで日本語訳のルビが振られているおかげで、すらすら読めた。
感想は、ものすごく良かった!です。映画もよかったけど、小説は映画以上に良かったかも。話自体は救いがなくて気が滅入るんだけど、なぜか惹きつけられる。アンソニー・ブルーノの文体とか人物描写が肌にあっているのかもしれない。元になった脚本が素晴らしいというのもあるのだろう。この作家の他の作品も読んでみたいと思った。
ルビーブックスを読むのはこれで2冊目だけど、良いですね。普通にわからんまま洋書を読むよりも語彙が増えそうな気がする。価格も洋書を買うのと変わらないし、他におもしろそうな作品があればルビーブックスで読んでみたい。
現在までの通過語数は約71万8千語。これで24冊目。