住所があるということ

今日は一歩も外に出ず、一日中寝巻きでひきこもりな週末を満喫した。やっぱり休みはこうでなくちゃね!

ネットカフェ難民を特集したテレビ録画を観た。野宿じゃなくてこういうホームレスの形態もあるのか・・・。そういえば、1社目で毎日終電まで働いていた頃、一度だけ終電を逃してしまい、ネットカフェで朝まで過ごしたことがある。分煙されていないネットカフェだったので、煙草を吸わない俺には地獄の空間で、朝まで寝られなかった。毎日となると、相当キツイだろうな。

やっぱり、定まった住居を持たない(持てない)ということは、とても危険なことだと思う。住所のない者を雇ってくれる会社なんてほとんどないだろうから、どうしても日雇いとかになってしまうのだろう。

俺がニートで完全に引きこもっていた頃、親が「この家だけはお前に残してあげる」と言ってくれたことがあった。テレビで、リストラされた中高年が家を手放し、住所がないため定職に就けずホームレスになっていくドキュメンタリーを見ていたときだった。なんつーか、親の愛情を感じましたね。このままニートじゃいけない!と、本気で思いました。

俺は働いている今も実家パラサイトしてるわけですが、たとえ家を出て一人暮らししたとしても、戻って来られる家があるというのは、なんとも有難いことだと思う。「家裁の人」というマンガで、遺産相続の家を手放して現金に換えた兄弟が、家がなくなったことで故郷まで失ってしまったと嘆く話があった。日本人にとって、家というのは特別なものですよね。

などと、ぐだぐだ言ってないで早く一人立ちしろよ俺・・・orz