採用の超プロが教えるできる人できない人

この本は何回も立ち読みしてるんだけど、買って通しで読んでみた。


採用の超プロが教えるできる人できない人
サンマーク出版 (2012-07-01)
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以下、気になった記述とそれに対するコメント。

■中途採用で出回る人材のほとんどは、底辺の3割がぐるぐる循環してるだけ。

その理由は、優秀な人材はヘッドハントやコネで転職するからだそうです。
たしかに、僕のように逃げグセのついた人間が転職しまくってるのは事実だけど、優秀な人も普通に転職市場にいると思う。ヘッドハントなんて外資系金融とか重役とかだけの話かと思っていたけど、普通にあるのかな・・・。

■できる人は「素頭のよさ」で決まる。
 素頭の要素は論理的思考力とコミュニケーション力。
 素頭のよさは生まれつきのもので向上することはない。

たしかに両方とも大事な能力だと思う。
でも、「向上しない」って言い切られると、両方とも備えていない僕には悲しすぎる・・・。
ここは断固反発してですね、訓練で向上するってことを証明してやるのだっ!

■エネルギーは、目標バーの高さで決まる。

高い目標の人ほどエネルギー量が大きい。
これは、会社の先輩を見ていてもその通りだと思う。
僕は大きな目標はないけれど、目指している社内の職種があるので、それを目標に頑張りたいと思ってます。

■仕事のできる人は仕事のスピードが早い。

これは、最近読んだ多くの本に書かれていたので、僕もスピード重視で仕事するようにしてます。
特に、受信したメールはできるだけ即座に返信することを心がけてます。

■「やりがいのある仕事」があるわけじゃない。
 仕事の結果に期待されるときに、人はやりがいを感じる。

最近、「俺の仕事ってしょーもない仕事やなぁ」と冷めて思うことが多い。
どこかの誰かが作ったモノを、客の要求に合うように導入するだけ。
本質的に、室内エアコンの設置と一緒だなと。
でも、そんな風に冷めて考えたら、世の中のほとんどの仕事は「しょーもない仕事」になってしまう。
客から期待された結果に応え、期待に応えることに喜びを感じる。
そんなプロになれれば、「しょーもないこと」で悩まなくてすむように思う。