去年の11月から、ずーっとペーパーバックを読み続けているけど、さっぱり語彙が増えない。今読んでいる「Labyrinth」でも、わからん単語だらけなんすよね。あまりにわからないのがストレスになってきたので、家で読むときだけはマメに辞書を引くことにした。多読三原則を放棄です。
多読三原則とは、以下のルールのこと。
1)辞書は使わない
2)分からないところは飛ばす
3)つまらなくなったらやめる
「辞書は使わない」というルールは、多読を始めた初期の段階では物語を楽しむのに大いに役立った。細かいことは気にせず、筋を追うだけで十分楽しめることがわかったので。知らない単語に出会うたびに辞書を引いていたら、結局一冊も通読できずに挫折していたと思う。
でも、これでは語彙は増えない。わからん単語はわからんままだもの・・・。たまに違う状況で同じ単語が何度か出てきて意味を推測できることもあるけれど、それで身につく語彙は少なすぎる。
洋書への挑戦を始めた頃は、いちいち辞書を引くことがストレスに感じていたけど、今は逆に辞書を引かないことがストレスに感じる。これは、自分が辞書を引いてもいい段階に達したのだと思う。
考えてみると、日本語の本を読んでいても、わからない単語があったら辞書は引く。洋書でも、語彙を増やすために辞書は欠かせないはず。
辞書はインターネットの辞書サイトを使ってます。単語をキーボードで打ち込むので、意味だけでなくスペルを覚えることもできて一石二鳥です。