記憶力

脳神経科学の立場から書かれた記憶力に関する本を読んだ。
衝撃の事実をいろいろと知った。
たとえば、ゲンコツで軽く頭をたたくだけで、脳細胞が数千個は死滅するそうだ。
気をつけねば・・・。

歳をとると記憶力が衰えるというのは嘘だと書いてあった。
記憶力が落ちたように思うのは、学生の頃のように勉強したり暗記したりといった、脳に負荷をかけることをしなくなるのが原因だそうだ。

そういえば、僕も6年間のニート生活によって相当記憶力が衰えたと思う。
脳に一切負荷をかけず、毎日部屋に閉じこもって刺激のない生活を送っていたからだろう。
アルバイトを始めたときには、つり銭の渡し間違いで5千円の誤差を出したりして怒られていた。
軽い若年性痴呆症のような状態だったと思う。

働きはじめてからはだいぶ改善したけれど、やはりボケボケなのには変わりない。
今、英語や資格の勉強をしているのは、このリハリビの意味もある。
現在ニートの人は気を付けないと、本当に若年性痴呆症になりかねない。
脳をもっと酷使しないと。

ちなみに、アルバイトを始めた最初の数日は、ただ立っていただけで足が筋肉痛になったことを覚えている。
ニート生活によって、脳だけでなく筋肉も相当衰えていたのだ。
怖いです。