40代女性エンジニア

IT業界では40代で現場でバリバリ働いているエンジニアは少ない。また、女性エンジニア自体も少ない。でも、うちの会社には現場でバリバリ設計・導入をしている40代の女性エンジニアがいます。

支社で働いてる方なのでなかなか会う機会はないんだけど、この前トレーニングを受講したときに初めてお会いした。元々はSEをやっていた人で、今の会社にはプリセールスとして応募したらいんだけど、なぜか設計・導入部隊に配属されてしまったそうです。

最近、40代のエンジニアがリストラされたり部署移動させられたりするのを目の当たりにして、この仕事を続けていくことに不安を感じていた。でも、こういう人もいるんだと思うと少し勇気がでる。たしかに例外的なんだけど、自分だってその例外になればいいじゃないか!と。

例外的な前例を目にしたとき、人が取るパターンは2つに別れる。

「この人と俺とは年齢が違う」、「学歴が違う」、「そもそも才能が違う」と理由を探してあきらめてしまうパターン。そしてもう一つは、「この人にできるなら自分にも!」と発奮するパターンだ。

まったく同じ特性を持った人はいないし、全く同じ環境で生活もなし得ない以上、前例と異なる点が出てくるのは当然だったりする。そうである以上、例外的な前例を発奮材料として活かさないのは勿体無いなぁと、あるときから思うようになった。何も、イチローのようになろうと思ってるわけじゃないしね。