何がしたいのかよくわからないけど、会社が階級制度を細かく定めた。
それぞれの職種内でランクを設けて、次のランクに上がるための条件が事細かに定められている。たとえば、今のランクでの経験年数が3年以上、自社ベンダー試験の合格、TOEIC600点以上などなど。
このランクで年収レンジが決まるということなんだけど、現実は年収とランクが全然リンクしてなくて、シニアレベルの人よりアソシエイトレベルの人の給料が高いケースが多々ある。この時点で、このキャリアパス制度は破綻していると思う。
前の会社も同じようにランク制だったけど、ランクと年収が完全にリンクしていたので、ランクアップを目指すことがモチベーションを上げる要因になっていた。結局、給与体系に手を入れることなく、形だけの階級制度なんて作っても意味ないのだ。肩書きと責任だけ与えられて喜ぶ人は稀でしょ。
しかも、キャリアパスに定められた条件は必要条件であって十分条件ではないらしい。僕の場合シニアレベルへの昇格条件は経験年数以外は全て満たしているけど、経験年数を満たしたとしても昇格できるかどうかは恣意的判断にゆだねられる。こんだけ細かく定めてある条件に意味あんのか・・・。
そういえば、本屋でバイトして頃も店長が途中から階級制度を作って、バッヂの星マークの数で時給に5円、10円の差をつけてたなぁ。上の考えることはどこも一緒ですね。