怒られた

常駐先の会社からお叱りを受けました。お前ら好き勝手やりすぎ・・・と。

常駐先の会社にろくに相談せずに、勝手に案件をゴリゴリ進めているのが問題になったようです。大きな障害がでなければそれでも問題にはならなかったのだろうけど、爆弾を破裂させてしまったので今後は締め付けがきつくなりそう。

請負契約という趣旨からすると、仕事さえ完成させれば問題ないはず。でも、実際は大きな組織の一員として動いているので、常駐先の監視の目が届かない状態というのはまずいのだろう。

長いものには巻かれる主義の僕は、常駐先の方針に従うことに抵抗はないんだけど、自由を好む上司はかなりストレスを感じているようです。

常駐先から契約を打ち切られる日も近そうだ・・・。

活字中毒

今日はペーパーバックを鞄に入れるのを忘れて出勤してしまった。最寄駅で気づき、真剣に取りに帰ろうかと悩んだけどあきらめた。そして、コンビにやキオスクで「何か読むものを・・・」と探したけど、西村京太郎とか、全く興味の湧かない本ばかり。

なので、スタバでは仕方なく、「おいしいコーヒーの入れ方」とか「スターバックスの生産地への貢献」とかのパンフレットを貪るように読んでました。かなり活字中毒入ってます・・・。

仕事は、珍しく21時まで残業した。検証機で週末から始まる構築の検証を行っています。今のところ順調。

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた


ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
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Googleのサクセスストーリでもあるんだけど、検索技術の過去と未来についても言及されていて、とても面白かった。

IT革命は産業革命以来の大変革と言われているけど、今までは「へー、そういうものなのかな?」と、ちょっと懐疑的な受け止め方だった。電話とかテレビの延長程度のモノじゃないの・・・と。

でも、あらゆるモノがインターネットにつながり、検索することでアクセスできるようになった今、「僕らは人類の転換点の真っ只中にいるのかも!」と感じている。仕事や働き方はこれからどんどん変わっていくだろうし、大げさかもしれないけど、人間の知性のあり方も変わるんじゃないかなと思う。

「ウェブ人間論」という本で、梅田 望夫と作家の平野 啓一郎が、「何を頭の中に持ち、何を外部に持つか」というテーマについて対談していた。これは僕も気になっていることなんすよね。

携帯電話やモバイル端末で、いつでも、どこからでもネットワーク上の膨大な情報にアクセスでき、しかも、優れた検索技術により求めている情報が瞬時に引き出せるとしたら、頭の中に情報を持つ必要があるのだろうか。記憶すること、勉強することってどういう意味をもつのだろう?と。

岩波新書の「ウェブ社会をどう生きるか」には、「知性とは、さまざまな情報を統合して総合的に判断し問題解決を行えること」というようなことが書いてあった。大切なのは場や人との関係を把握できる能力だと。これは、齋藤孝の言う「文脈力」ってことなのかな。

でも、Googleの検索結果って、リンク状態なんかのいろいろな関係性を解析することで、的確な結果を返してるんですよね。Googleニュースにしても、いろいろな関係性や重要度を考慮して、引っ張ってくる記事やレイアウトを決めてるはず。検索技術って、それ自体がすでにひとつの知性なんじゃないかと思う。

単なる情報だけじゃなく、知性までも頭の外に置ける、というか借りてこれる時代に僕たちは生きているのかもしれない。それでも、ドラッカーのいう「反復により習慣とすること」の重要性が薄れることはないんじゃないかなと、漠然と思います。

たぶん、知識を記憶として頭に溜めることが重要なのではなく、反射神経に変える(無意識のレベルに落とし込む)ことが重要で、それはインターネットやコンピューターでは代用できないのだろうなと。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方




帯にはでかでかと、「日本人には役に立たない金持ち父さん貧乏父さんは今すぐ捨ててください!」と書かれている。「金持ち父さん貧乏父さん」と同じような類の本なのかなと思って読んだけど、だいぶ違った。

この本は、日本の税制や社会保険制度、年金制度などがいかに歪んでいるかについて書かれた本です。サラリーマンが国家からいいように搾取されているのがわかる。読むとサラリーマンを辞めたくなるのは必至です。そういう意味では金持ち父さん貧乏父さん」と一緒か・・・。

不動産や保険、株についても書かれていて、参考になりました。「株はテラ銭の低いギャンブルである」と言い切ってます。

小説、「マネーロンダリング」の著者だけあって、税制についてはかなり詳細に書いてある。脱税の話も面白かった。最速で資産を形成するには税金を納めないのが一番らしいです。

でも、個人事業主になって、節税のために法人化して、いろいろ経費として計上してって、考えただけで面倒くさい。株にしても、ファンダメンタル分析やらテクニカル分析やらと、やっぱ面倒くさい。ものぐさな俺には、そもそも投資とか節税とか向いてないんじゃないかと思った。

実家にパラサイトし、共済系の保険にしか入っていない俺は、この本に書いてある「確実に金持ちになれる方法」を実践しとります。結局、凡人サラリーマンにできるのは、支出を減らすことしかないっすね・・・。

有休とってますか?

今週一週間もなんとか無事に終わった。今週末が最後の土日休みで、この後は7月半ばまで、休みなしで仕事の予定です・・・orz。週末休みだけを心の糧に仕事をしている自分にとって、1ヶ月以上休めないというのは冗談じゃなく死ねそうです。精神的に。

休日出勤の代休が取れるかというと、どうせ取れない。かくして、有休残日数だけが増えていく・・・。40日以上有休が残っている上司が、「有休なんて取れる状況じゃないんだから、せめて会社に買い取って欲しい」と言っていたのが印象的です。

日本の会社って、ほんと有休が取れないですよね。有休を取るのに後ろめたさを感じさせる空気があるというかなんというか。せいぜい風邪を引いたときか、連休を挟んだ平日に取れるぐらい。

俺は前の会社を退職するときに、2週間ぐらいまとめてガバっと取ったんですけど、当時の上司に「ありえない・・・」と怒られました。退職して会社に迷惑をかけるのに、さらに有休をとるなんて・・・ということらしい。

1ヶ月以上バカンスを取るのが当たり前なヨーロッパとかで働きたいわ。仕事に対するスタンスが全然違うんだろうな。

時限爆弾

上司が1年半前に構築した案件の爆弾が破裂した。爆弾の原因は、ちょっとした数字の打ち間違いなんだけど、結果としての影響は甚大らしい。

僕が今の職場に来てから構築した案件の数は知れているんだけど、ミスによる爆弾はたんまり仕込んであると思う・・・orz。

今までの会社は、1年~1年半で転職してきたので、うまく爆弾が破裂する前に退避することができた。今の職場も「爆弾が破裂する前に離れなきゃ!」と思うのだけど、なかなか次の転職先は決まりそうにないのよね・・・。

そもそも爆弾を仕込むなってことなんですけど、それができればダメ社員卒業してます!(開き直り)

Collapse


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ようやっと読み終わりました。長いわ・・・。The World Is Flatもそうだったけど、記述が冗長で途中で飽きてくる。もうちっとコンパクトにまとめてくれると有難い。

内容は、過去の文明がいかにして滅びていったのか、今現在の文明の状況はどうなのか、今後どうすべきか、といったもの。紹介されている文明には、モアイ像で有名なイースター島の文明やマヤ文明、そして、森林保護に成功した徳川政権下の日本なんかもある。

本の真ん中あたりに写真がまとめて掲載されているのですが、この写真がとってもインパクトあります。木が一本も生えていないイースター島やアイスランドの写真を見ると、さすがにぞっとする。

過去に滅びたどの文明の時代よりも、はるかに高い人口密度の地球で暮らしている私達。そして、環境に多大な影響をおよぼす機械や化学物質を使い続けている私達。このままだと、地球自体がイースター島になりかねない。

過去の教訓は、そこかしこに転がっているのだから、しっかり学んで、行動に反映させていかなければと思いました。消費者が何を購入するかでも、環境に与えるインパクトは違ってくるみたいですよ。

NHK BSで放送予定の「映像詩プラネット」は必見です。

現在までの通過語数は約192万語。これで33冊目。

常に五月病

今日も体調が全然すっきりしなかった。五月病かな?

Wikipediaによると、五月病とは「新しい環境に適応出来ない事に起因する精神的な症状の総称」だそうです。今の職場に来て1年2ヶ月。いまだに適応できてません・・・orz

なんにせよ、睡眠がちゃんと取れていないと、体調も精神も悪くなると思うのです。今朝はなぜか4時に目が覚めてしまった。原因は太陽ですよ!4時なのに明るすぎ!

今日から雨戸閉めて寝ます。監視オペで夜勤してたときも、昼間は雨戸閉めて寝てました。部屋の明るさって、睡眠にはとても重要ですよね。

しっかり睡眠とりましょう。

細野真宏の株・投資信託・外貨預金がわかる 基礎の基礎講座




「細野真宏の」と書いてあるけど、実際に細野さんが書いているのは第1章だけ。第2章の実践編は読む必要はないと思う。

森永卓郎さんと細野さんの対談が面白かったです。「お金儲けに興味がない」と細野さんが言い切っているのがすごい。

この本を読んで、自分は投資信託も外貨預金もやらないだろうな・・・と思った。せっかく投資するのにプロに任せるなんて面白くないし、外貨預金では為替レートの変動を読むのが難しそうなんだもの。

2章のタイプ別診断をやってみたのですが、結果は「臆病タイプ」でした・・・orz。「9割は元本割れのない安全確実な商品で、そして残りの1割を、あくまで勉強のつもりで投資してみましょう」とのことです。そのとおり!としか言いようがない。んで、森永卓郎がすすめる超安全な電力株と、株主優待のおまけが付く株を買うと・・・。

次も株の本を読む予定。

細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 銀行・郵貯・生命保険編




日本経済編の次は、銀行・郵貯・生命保険編です。私達にとってより身近な、実用的な知識が得られる本でした。

インターネットバンクは金利が高いと書いてあったので、地方銀行に定期預金したばかりの僕は、気になって思わず調べてしまった。したらば、イーバンク銀行の1年定期なんて金利0.67%ですよ!俺が預けた地方銀行の0.3%よりも2倍以上高い。セブンイレブンのATMなら24時間手数料無料というのも便利。サービスの悪い地方銀行に預金する意味なんてないな・・・。

個人的には、生命保険の話が参考になった。保険に関する知識は全くゼロだったので。まぁ、結婚するつもりも子供を作る予定もない僕にとって、生命保険なんて関係ないんすけどね・・・。

次は世界経済編を読みます。

人を使わず人に使われない生き方

「世捨て人の庵」というサイトを知ってますか?僕はニートだった頃に2chで知り、40過ぎてもアルバイトで生きていけるんだ・・・と希望をもらったのでした。管理人は「人を使わず人に使われない」生き方を目指されているのですが、その生活は結構大変そうだな・・・というのが、当時の感想だった。

たしかにアルバイトは、仕事という面では責任もなく、無理な長時間労働を強要されたりもしない。でも、時間単価が安いから、生活していくためには長時間働いたり、支出をかなり切り詰める必要がある。また、身分も不安定だから、一つのアルバイトを辞めて次のアルバイトを探すまでの精神的なつらさも相当なものだと思う。

「人を使わず人に使われない」というフレーズは、魅力的なフレーズではあるけれど、相当な覚悟がなければ一生フリーターを続けるのは難しいと思った。そして、今の僕はというと、管理人が会社勤めを辞める原因になったIT業界で働いている。

最初の職場は悲惨な労働環境だったので、「人に使われるってこういうことなのか・・・」とつらさを実感した。でも、今のゆるい会社で働いてると、「会社勤めほど、楽で精神的に安心感を得られるものもないよな・・・」と思ったりする。

ニート期間が長かった人が、正社員として就職するのは難しい。難しいんだけど、安易に「一生フリーター」という選択肢をとるべきではないと思う。脱ニートへの道にも書いたけど、アルバイトは社会復帰のリハビリに活用すべし!です。

久しぶりに「世捨て人の庵」をのぞいたら、管理人はフリーターを辞めて株の専業トレーダーになっているじゃありませんか!株に興味を持ち始めていた俺は、管理人の売買結果を確認したのだけど、「現実は厳しいなあ・・・」というのが感想です。

管理人がアルバイトと節約生活で貯めた700万は、株取引を始めた2005年9月から2007年4月までの約1年半で400万を割っている。損失分の300万は、実家パラサイトのお気楽な僕が貯めた300万とは重みが違うはずだ。生活がかかっているから、真剣に勉強して、データも分析してるのに、それでも勝てない。誰もがジェイコム男になれるわけではないという、当たり前の事実がわかる。

何より驚いたのが株取引の手数料っすね。月に十数万とかかかっている。短期売買で手数料負けせずに勝つって、大変なことだと思った。証券会社は笑いが止まらないのだろうな・・・。

知恵熱ふたたび・・・

今日は会社を早退した。また風邪ひいたみたい。今度は咳と鼻水が止まらずしんどいっす。仕事は一段落ついているし、有休も25日ほど余っているので、治らなかったら明日も休も・・・

毎朝出勤前に読書しているカフェですが、最近は、カフェで知り合いになった女性と同じ会社で働いている別の女性とも会話をするようになった。一人知り合いができると、その人を介してまた知り合いができる。人とのつながりってこういうものなのかと、社交性ゼロの俺は今頃気づいたのでした。

その人とも以前からカフェで一緒になることは多かった。いつも日経新聞を読んでいて、知的な人だなーと思っていたのです。話をしていてわかったのだけど、なんとその人は元SEで、しかも俺が派遣されている会社の親会社(誰もが知っている大企業)で大規模プロジェクトのプロマネをやっていたとのこと。びっくりしました。俺みたいなただの作業員とは格が違う。そら日経新聞も読むは・・・と納得したのでした。

年齢は俺より一つ上で、結婚を機に転職し、今は普通のOLをしてるそうです。キャリアアップを目指す俺からすると「なんと勿体ない・・・」だけど、本人が幸せなら何の問題もないっすよね。

別れ際、「今度飲みに行きましょう」と言われた。逆ナンっすよ!逆ナン!(そればっか・・・)。興奮すると熱がでるってのは当たってるのかも・・・orz

評価面談

半期に一度の評価面談の日がやってまいりました!この評価面談で夏のボーナスが決まるのだ!がんがんアピールするぜっ!

などという勢いは全くない・・・。評価が中の下ぐらいなら、それでいいやと思ってます。

それでも何らかの成果は示さねばならないので、「秀丸で作業を効率化するマクロを作成」と書いておいたら、部長に「お前、会社のPCに秀丸なんか入れてるのか!」と怒られた・・・orz。フリーウェアはいいけど、シェアウェアは個人でライセンスを持っててもダメらしい。

意味がわかりません・・・。フリーウェアもシェアウェアも一切ダメ!ならわかるんですよ。勝手に会社のパソコンにソフトを入れるな!ってことなので。でも、シェアウェアだけダメってのが理解できない。

正規表現での置換や、アウトライン機能に強力なマクロ機能など、秀丸はめちゃくちゃ便利で、もう手放せないんすけどね。

一応販売元のサイトで確認したら、ライセンス取得者のみが使うという前提であれば、会社のPCにインストールして使ってもライセンス上問題ないそうです。

あと、今後数年間の俺のキャリア計画について部長と話合った(というか一方的に決められた)。そこで決まったキャリア計画が「常駐先の他部署の人間とも飲みに行って仲良くなる」というもの。

意味がわかりません・・・・。これがキャキャキャキャっキャリア計画????しかも、実際に働いている常駐先の部署の人ではなく、「他部署」ですよ!話す機会も話す必要もないっつーの。

「俺、この会社合わないかも・・・」と真剣に思った一日でした。

歌うSE

今日も現地作業してきた。何事もなく作業は完了。順調すぎて、何か落とし穴があるんじゃないかと心配に・・・。

僕がいつも作業しているサーバルームは、機器の排気音なんかでかなりうるさい。会話するときも、大声を張り上げないと伝わらないぐらいだ。そんな環境なので、一人で作業するときはいつも歌を唄いながら作業してます。気分いいんだこれが!

たまに、オペレーターの人が背後に立っていることにハッと気づき、思わず赤面しちゃうこともあるんですけどね・・・orz

今日も待ち時間が長かったので、作業場所近くの洋書専門店へ行ってきた。前回気になっていたFreakonomicsを購入した。邦題は「ヤバい経済学」。なかなかおもしろそうです。


Freakonomics
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