NHKクローズアップ現代 「街をさまよう若者たち」

録画していた番組を、今日観た。ネットカフェ難民を取り上げた放送で、副題は「新しい形のホームレス」。

住所がないから、就職も普通のアルバイトもできず、日払いの派遣で働くしかない若者たち。不安定な日雇いでは、アパートを借りるためのまとまったお金を貯めることもできず、数千円から数百円の所持金(全財産)で綱渡りの毎日を生きる。

ニートと違って働く意思もあるのに、ホームレス状態から抜け出せない。こんな社会は絶対におかしい。国や地方自治体が、勤労意欲のある住所のない若者たちを支援すべきだと思う。アパートを借りるための資金を援助するとか、いろいろ支援の方法はあるんじゃないかな。

26才で就職活動を始めた当時は全く気づかなかったけど、履歴書に書ける住所(=実家)があるというのは、とても恵まれたことだったんだな。もし、当時の僕に住所がなかったならば、僕も確実にネットカフェ難民になっていたはずです。

ニートの人は、住所がある今のうちに、できるだけ早く行動を開始した方がいいと思う。

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今日も仕事だったけど、お昼過ぎで帰ってきた。上司が「あとは俺がやっておくから帰れ」と言ってくれたのだ。好意に甘えてさっさと帰ってきた俺は、根っからのダメ社員です。