レーシック手術を受けてきた

昨日、レーシック手術を受けてきた。

さんざん迷ったんだけど、結局アイレーシックにしときました。費用は20万円。

まず最初に麻酔とかの目薬を何種類か注してから、フラップを作るための手術室へ。フラップというのは角膜の表面を薄くフタ状に削ったもので、そのフラップをめくってからレーザーで角膜を削り、最後にフラップを元に戻すことでレーシック手術が終了する。

フラップもレーザーで作成するんだけど、機械を目に押し当てるので、結構違和感がある。この圧迫によって飛蚊症が発生する人もいるらしい。僕はすでに飛蚊症なので気にしない。結構短い時間でフラップの作成は終了。

次に角膜を削るための手術室に移動する。ここでは目を開けるためにテープでがっちりと上まぶたと下まぶたを固定される。まばたきはできないけど、麻酔が効いているので全く痛くない。

その後、フラップをめくられる。このフラップをめくるのに釣り針みたいな器具を使うと聞いていたので一番怖かったのですが、何も感じないうちにペロリとめくられた。めくられるときの視界が反転するような感じが気持ち悪いです。めくられると一気に視界がぼやけた。

フラップをめくった後に、洗浄のために眼球に水がドバドバと注がれる。これが結構冷たい。

その後、レーザー照射が始まった。ドリルみたいな音と焦げ臭い匂いが!眼球を動かさないように頑張って光の点滅を凝視し続ける。レーザー照射は1分ぐらい?で終了。その後、また噴射機を使って水で目玉を洗浄してフラップを元に戻して右目は終了。

左目も同じなんだけど、レーザー照射中に目か顔が動いてしまったらしく、安全のために途中で機械が止まってしまった。「動かないで!」と注意されるけど、動いている自覚が全くないので困った。とりあえず一生懸命光の点滅を見続けることで何とか手術は終了した。

手術台を降りるときにすでに周りが結構よく見えていて感動でした。その後、10分ほどリクライニングチェアで休憩してから帰宅するんだけど、院を出る頃にはすでに麻酔が切れていて、かなり目が痛い。僕はドライアイなのでコンタクトで目がしみるときがあるんだけど、その10倍ぐらいはしみて痛いんです。目を開けているのがつらかった。ただ、痛さにはかなり個人差があるそうです。

帰宅途中は結構見えるんだけど、まだかなりブレているし、光のハロとかグレアがひどくて、このまま治らなかったら鬱だなぁと思いながら帰宅した。

帰ってきてからもとにかく目が痛くて、ひたすら目を閉じて横になっていました。一応麻酔の点眼薬をもらっていたんだけど、使うと傷の治りが悪くなったりと副作用があるらしいので、一切使わずに耐えることにした。その後、痛みは4時間ぐらいでだいぶ治まりました。

翌朝起きたときには、すでにかなりくっきり見えていて、痛みもない。若干目がゴロゴロするけど、コンタクトなしでこんだけ見えることに感動です。検診に行って測定してもらったら、0.08が1.5になってました。若干乱視が残っている感じはするけど、これから良くなるかもしれないし、既にこれだけ見えていたら十分です。

レーシックって、医療手術というより単なる美容整形手術みたいなノリだし、失敗して遠視や不正乱視になって苦しんでいる人も結構いるらしい。数値を入力するだけの機械まかせの手術で、角膜の硬さとかの個人差は考慮されないので結果はバクチみたいなもんだけど、運よくきちんと矯正できればかなり満足度は高いと思った。

このまま視力が落ちずに安定してくれることを願います。しかし、痛さだけは想定外だったなぁ・・・。