やりたい仕事ができるか、社員定着率は高いか、働く時間に納得できるか、報酬水準は高いか、といったテーマごとに、有名企業の実態がどうなのかを、現社員や元社員へのインタビューや調査に基づいて書かれている。
なかなか他の会社の実態がどうなのかを知る機会ってないので、読んでいて興味深かった。
IT系だと、日本IBMが一番よさげで、逆に富士通や楽天では働きたくないなぁと思った(そもそも採用してもらえないけど)。体育会系の会社は僕には無理だ・・・。
僕は次に転職するときも、できたら外資で働きたいなと思う。仕事できなかったり業績が悪ければすぐにクビを切られる怖さはあるんだけど、ドライな雰囲気や意味不明な精神論的なものがないところが気に入ってます。
この本の最後に、仕事に付加価値を付けられない正社員は、いずれクビになったり派遣社員に置き換えられるだろうと書いてあった。僕の今の仕事なんて、知的ブルーカラーの仕事そのものなので、今のままの仕事を続けたとしても転職力は身につかない。
単に与えられた仕事をこなすだけでなく、仕事の効率や全体の品質を向上させる方法を常に考えていく必要があるのだろうな。