この本も発売直後に読んだ。特に目新しいことは何も書いてないんだけど、読書に関する本はついつい手にとってしまう。
キーワードは以下のとおり。
・飛ばし読みして2割理解できれば十分
・本は書き込みしたりページを折ったりして汚せ
・本は買って読め
・読書メモを何度も読み返せ
■飛ばし読みして2割理解できれば十分
これは確かにそうだなと思う。自分が重要だと感じるポイントは、本のなかのごく一部にすぎないことが多い。
最近は本を読んでいるときにも、「一体この記述、この節、この章はこの本に必要なのか?」と考えながら読むようになった。そんな視点で読んでいると、本のなかの大部分が著者の遠まわしな自慢話だということに気付いて愕然とすることがある。
なので、1冊の本を最初から最後まで漏らさず読む必要って、ほとんどない。でも、俺は買った本は最初から最後まで通して読んじゃうんすよねー。あぁ貧乏性・・・orz
■本は書き込みしたりページを折ったりして汚せ
これも、その通りだと思う。読んだ記録を残しておかないと、読み返したときに二度手間になるもんね。
でも、俺は本に書き込みもドッグイヤーも付けられません。なんとなく心理的な抵抗感がある。意味がないのは自覚してるんだけどね。あぁ貧乏性・・・orz
■本は買って読め
以上より、俺にとっては本を買って読むメリットがない。立ち読みの方が飛ばし読みでポイント掴む読み方ができるし、本に書き込みしなくても、帰宅して速攻でこのブログにキーワードと感想を書けばそれがメモになる。
まぁ、立ち読みをすすめる著者なんていないよね・・・。もちこの本も立ち読みです!結局、ひたすら貧乏性・・・orz
ただ、最近は歳のせいか立ち読みする体力もなくなってきてですね(腰が痛い・・・)、新書なんかだと思わず買っちゃいます。
■読書メモを何度も読み返せ
条件反射として実行できるようになるまで繰り返すことの重要性について、以下のドラッカーの文章が引用されている。
「成果をあげることは一つの習慣である。習慣的な能力の集積である。そして習慣的な能力は、常に習得に努めることが必要である。習慣的な能力は単純である。あきれるほどに単純である。7歳の子供でも理解できる。掛け算の九九を習った時のように、練習による習得が必要となるだけである。「六、六、三六」が何も考えずに言える条件反射としてみにつけなければならない。習慣になるまで、いやになるほど反復しなければならない」
P・F. ドラッカー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 1,467
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この本よりも、ドラッカーのこの言葉に出会えたことが収穫でした(『プロフェッショナルの条件』は昔読んだはずなんだけど・・・)。
あと、この本でおすすめとして紹介されていた本は全部読んでおきたいなと思った。「ウェブ進化論」もこの本で薦められているのを知って読んだので。