今日が人生最後の日だとして

今日は朝から近所のスタバに行き、アイスラテを飲みながら読書してきた。朝の爽やかな空気を吸いながら歩くのは気持ちいいし、いつも混んでいるスタバも、休日の朝は空いているので落ち着いて読書できる。

今読んでいるのは、「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」です。前々から気になっていたのだけど、すんごく面白い。


ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル
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やっぱり読書って楽しいな。ただ本を読んでいるだけなんだけど、すごく充実感がある。定年退職したとしても、本さえあれば時間を持て余すことはなさそうです。

しかし、60才で定年退職するとしても、あと30年か・・・。定年後の読書だけを心の糧に働き続けるには、うんざりする長さだ。以前読んだ、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチの一節を思い出す。

I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.
参照元: http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

今日が人生最後の日だとして、自分が今日やろうとしていることは、本当にやりたいことなのか?この自問に"YES"と答えられる会社員は、ほとんどいないんじゃないかな。

大事なのは30年先じゃなくて、今日の一日なんすよね。週末までの消化試合としての平日。定年退職までの消化試合としての30年。一日一日をそんな風にしか捉えられない人生は不幸だと思う。面白い本を読んでいるときに感じるワクワク感を、毎日の仕事で感じられるようにするにはどうしたらいいんだろう?最近、そんなことをよく考えます。

まぁ、そもそもリストラされずに30年間も働き続けられるかどうかもわからないんだけど・・・。